釣りをする上での天気や干満を気にするのはもちろんのことですが、風速も関係してきます。私も釣りをするようになってから風速を気にするようになり、以下に体験をもとに結果をまとめました。陸っぱりでの話です。船釣りについての風速の影響はまた別の機会にいつか書こうと思います。
この話はなんの釣りをするか、どんな場所で釣るか、どの季節、どの時間帯に釣るか、また個人的な体感の話主体になってしまうので風速何メートルまでなら快適に釣りできるよ!と断言できるようなものではありません。そこのところを踏まえて参考程度にお読みください。
釣りと風速の関係
風速(m/s) | 陸上の様子 | 海上の様子 | 釣りする場合 |
0~0.2 | 煙はまっすぐ昇る。 | 水面は鏡のように穏やか。 | ベタ凪と呼ばれる状態。魚種にもよるが、一般的に魚の警戒心は高めのため釣りづらい。 |
0.3~1.5 | 煙は風向きが分かる程度にたなびく。 | うろこのようなさざ波が立つ。 | 快適に釣りが可能。魚の警戒心はやや高め。 |
1.6~3.3 | 顔に風を感じる。木の葉が揺れる。 | 波頭が砕ける。白波が現れ始める。 | 快適に釣りが可能。 |
3.4~5.4 | 木の葉や小枝が揺れる。 | 小さな波が立つ。白波が増える。 | 快適とは言い難い。しかし、この程度の風はよくあるため、釣りに行きたい気持ちが強ければそっちを優先させてよい。 |
5.5~7.9 | 砂埃が立ったり、小さなゴミや落ち葉が宙に舞ったりする。 | 水面に波頭が立つ。 | 釣りするには厳しめ。軽量な釣具は飛ばされる可能性がある。 |
風が強いことのメリット・デメリット
ベタ凪でもなければ圧倒的にデメリットのほうが多いですね!
風表、風裏によって変わる
釣りポイントによって風の影響をもろに受ける場所、受けない場所があります。普段から風向きを意識しておき、
この風向きの場合、風裏となるこのポイントへ行こう。
というような感じで自分の知っている釣りポイントごとに風の影響度合を把握しておきましょう。
投げる仕掛けによって変わる
重量のある仕掛けを投げる場合、風速は多少あっても問題ないですが、例えばアジングなんかで使用する1gの軽量リグなんかを投げる場合、風速4~5mもあったら絶望するレベルで厳しいです(笑)
立ってる位置から海面までの高さによって変わる
竿の先端から海面までの高さが大きければ大きいほど風の影響を受けやすく、やりにくいです。道糸が風に煽られることによって仕掛けが飛ばされ、釣りにならない場合もあります。
風が強い場合、竿の先端を水中に付けられるような場所を選ぶと良いでしょう。
ただ、竿の先端を水中に付けると感度が落ちる分、アタリの感知とアワセはちょっとやりづらいですね。
風向きによって変わる
向かい風
向かい風で仕掛けを投げる場合、思いのほかストレスたまりますし、フライ気味で投げてしまうと最悪、ブーメランのように自分に返ってくることもあります(汗)
追い風
追い風の場合、遠くに仕掛けを飛ばせますのでちょっと上手になったような気分になれます。ただ強すぎる追い風はやっぱりストレス。
横風
向かい風よりは若干マシですが、やりにくいと思います。隣の釣り人との距離が近い場合、特に注意。
季節によって変わる
当然のことと言えば当然のことですが、夏だと風がある程度吹いているほうが快適であるのと涼しいので熱中症になりにくいです。
逆に冬の場合、風があると寒い&防寒具を着込むことになるので動きづらく快適とは言い難いですね。
まあ、それでも釣りに行きたい欲求のほうが勝ってしまうのでお出かけしてしまうんですけど(笑)
管理人体験談
風速10m/sの陸っぱりで釣りをしたことありますが、砂埃で目が開けれないは、釣り具、釣り餌、バケツ等は飛ばされるは散々でした。。。
いつもは釣り人がたくさんいるポイントですが、この日は誰もいませんでした。もう二度と10m/sでは釣りしないですw でもネットで見てると10m/sでも20m/sでも釣りする人がいるっていうから驚きです!
人によって風に対する感覚は違うと思いますので、結局は釣り経験によるものになってきてしまいますねw 少しでも参考になれば幸いです。
では、明日も笑って良き釣りライフを( ´∀`)ノシ
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