こんにちは。ぽてまるです。
まず最初に単刀直入に申し上げておくとこの記事は私が実体験した釣り針がカエシまでぶっ刺さってしまうという事故のことを書いています。
ショッキングな画像はぼかしを入れていますが、文字での表現方法もショッキングなこともあるかもしれないので見たくない方は以下へ読まれないようがいいかとは思います。
とあるオフショアで青物釣りでの一日
事故発生
大鳥山&ナブラ。青物狙いの釣りにおいてこれほどテンションがあがる瞬間はないでしょう。船の周りを見渡す限り360度でそれが発生しています。
嬉々として速攻投げます!(上記のような写真を撮っている場合ではありませんw)
1匹目はジグ着水後の表層早巻きですぐにヒット!
これは釣れる!!わはははははは!
もうこの状況下だとジグよりもミノーのほうが良いと判断し、ダイワのミノー「セットアッパー」に変更して投げます。やはりすぐ釣れます!
ここで問題ががが。
釣れた青物を船上に置いてあったタモの上に間違って置いてしまい、
あっ! まずい!釣れた青物とルアーがタモに絡んでしまう!
と考え、瞬時にルアーを素手で掴んでしまいました。この間0.5秒。
危険と思うよりも先に手返しを優先してしまいました。その結果、
ズブッ!(破滅の音)
通常ならフィッシュグリップで魚の顎を掴み、魚を暴れなくする。
そしてプライヤーを使い針を外すというルーチンを行うはずが、テンションがあがりすぎていて正常な判断ができなくなっていましたね…。
トリプルフックのカエシまで右手中指に刺さってしまいました。
ところがなぜでしょうか。そんなに痛くありません。
釣れた喜びと、さらに大鳥山とナブラ発生でこれからも爆釣しそうなので脳内麻薬が分泌されているのでしょう。
今のオレならカエシまで入ってても根性で引き抜ける!
できるぞ!オレは!オレならできる…!
で、実行します。引っ張ってもそんなに痛くない(脳内麻薬のせいで)のですが、ガチで抜けません。
カエシでガッチリ止められている感じがします。
やはり青物クラスを狙うルアーの針のカエシはそんなに優しいものではないですね。
たぶん、アジとかを釣るような小さい針なら強引に引き抜けていたでしょう。この時点でもうあきらめ。
手返しを重視しようとしてルアーに手を出したせいで、あろうことか再起不能に(泣)
急がば回れ。とはまさにこのこと。
事故発生後は?
針を抜くのをあきらめてテンションだだ下がりになった後はけっこう傷が痛いです。脳内麻薬が完全に切れましたねw
あとは、指に針が刺さって抜けずに釣りもできないという地獄から大鳥山とナブラが発生している天国のような状況をただただ眺めていました(笑)
投げればほぼ釣れるという状況を眺めているだけというのはとんでもなく苦痛ですね。夢にでてきそうですw
※怪我をしているので帰るという選択肢もあったのですが出血も止まっていましたし、「怪我したからもう帰りましょう!」とも言えない(しかも大鳥山発生中)ので同船の方には釣りを続行してもらってました。
ただ、鳥山の発生している時間が長いw
1時間ぐらいは鳥山&ナブラの確変状態が続いてましたね。
そろそろ鳥山終わってくれー…。(心の声)
さて病院
先生に釣り針が刺さった指を見せると、即判断でした。
トリプルフックをペンチで壊し、針を貫通させて抜くということに。
中指の数か所に麻酔をかけます。この時、私は手のひらに初めて麻酔を打ちました。手のひらに注射を打たれるってのはけっこう嫌なもんですね。
麻酔が効いてきたらペンチでトリプルフックを壊し、刺さった箇所の逆側へ貫通させて針を引き抜きました。
抜いたあとは、体内に異物が残っていないかレントゲンを撮り、さらに破傷風予防の注射を打たれて完了です。
破傷風予防の注射はこの当日から1か月後、1年後と計3回打たないといけないようです。
釣り針が指に刺さっただけで1か月後、1年後と気にして病院に行かなければならないのか…。
最後に抗生物質をもらっておしまい。
この釣りで学んだこと
鳥山発生中に冷静になれというのも難しいですが、事故を起こしてしまっては元も子もないですよね。
あとは釣れた魚がおとなしくても突然暴れだすこともあるのでやはり釣り針の付近に手を持っていくことは避けるべきでしょう。
さいごに
この記事を読んでいただくことで読者のみなさんの事故防止の手助けになれば幸いです。
では、明日も事故ナシで良き釣りライフを( ´∀`)ノシ
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